【梅仕事】ジップロックで簡単!梅干しの作り方【自家製・無添加】

料理・レシピ

昨年、試行錯誤しながら梅干し作りに初挑戦したのですが、とても上手くできたので作り方をまとめました。
難しいイメージのある梅干し作りですが、ポイントさえ守れば簡単な作業ばかりなので、ぜひ作って手作りの美味しさを味わってみてほしいなと思います。

実際に作った時の様子は以前投稿した梅日記シリーズに載せていますので、よければそちらもご覧ください。

 

材料・道具

・完熟梅1kg(青梅の場合は追熟させる)
・ホワイトリカー
・塩180g(梅の重さの18%)
・ジッパー付き袋(ジップロック)2枚
・2kgの重り(梅の重さの2倍、ペットボトルや本でもOK)
・梅を干すためのざるやネット
・密閉できるガラス瓶

①完熟梅を洗いヘタを取る

青梅の場合は常温で2、3日追熟してから使ってください。
追熟前
追熟後

 

熟した梅を優しく洗い、つまようじなどを使ってヘタを取ります。
(熟していればアク抜きは必要ありません)

画像引用:photo AC

洗ってヘタを取り終わったら、キッチンペーパーなどを使って一つ一つ丁寧に水分を拭き取ります。
水分が残っていると腐る原因になるので、ヘタのくぼみのところもきっちりと拭くようにします。

 

②塩漬けする

ジップロック等のチャック付きの袋を用意し、袋にホワイトリカーを大さじ2ほど入れます。

次に①の梅を入れて袋のチャックを閉め、優しく振ります。(消毒の役目があります。)

ホワイトリカーがまんべんなく梅にいきわたったら、次に梅の重さの18%の塩を入れ、再び優しく振り塩をいきわたらせます。

 

③重りを乗せて休ませる

ダンボール等に②を入れ、梅の重さの2倍の重りを乗せます。

蓋を閉めて暗くし、直射日光の当たらない涼しい場所へ置いておきます。

私は図鑑とペットボトルを重りにしました

梅酢が上がるまでは毎日表裏を返したり、袋をゆすって混ぜたり、腐っていないかチェックします。

1週間ほどたてばかなり梅酢が上がってきます。
梅が隠れるほど梅酢がひたひたになったら重りを半分ほど外します。

このまま梅雨明けまで様子をみながら寝かせます。

 

④土用干し

1日目

梅雨が明けて、太陽の光が強くなってきたらいよいよ干していきます。

3~4日ほど毎日干すので、天気予報で晴れが続くタイミングで干します。

 

まず野菜干しネットやざるの上にクッキングシートを敷き、清潔な箸で一つ一つ梅を並べていきます。
袋に残った梅酢は、よく消毒した瓶に入れてラップをかけます。

そして太陽の光がよく当たる風通しのいい場所に朝から干します。

お昼頃に全ての梅をひっくり返して、さらに16時ぐらいまで干します。

いったん室内に取り込み、梅を梅酢の入った瓶に入れます。

1日目はこのまま家の涼しい場所で保管します。

2、3日目

2日目の朝も1日目と同様に、クッキングシートを敷いたネット等に梅を並べて干し、昼頃にひっくり返します。
梅酢は干さずにそのまま置いておきます。

夜もそのまま外に干しておき、3日目の夕方か4日目の朝に取り込みます。
夜に干しておくのが不安であれば、夜間のみ室内で干してもOKです。

梅にしわができ、つまんでみて耳たぶほどの柔らかさになっていれば土用干しは完了です。

白梅のままで召し上がる場合はこれで完成です。
梅酢とは別の綺麗な保存容器に入れて冷暗所で保存します。

数週間たてば梅がしっとりしてくるので、お好みの期間寝かしてくださいね。

また、梅酢の中に梅を戻して保管するという方法もあるので、お好きな方法で保管してください。

⑤紫蘇梅にする場合

まず紫蘇の塩漬けを用意します。

市販の物でも、ご自身で作ったものでもいいです。
紫蘇の塩漬けの方法はこちらを参考にどうぞ。

 

よく洗って消毒した保存容器に梅を一段分入れます。
次に紫蘇を一段分入れ、また梅を一段…と交互に入れていきます。

容器の上まで入れ終わったら、梅酢をかけて冷暗所で保管します。

 

1か月ほどたてば、だいぶ梅に紫蘇がしみこみます。

時間がたてばたつほど味がまろやかになってくるので、変化の違いを楽しみつつ召し上がってくださいね。

 

まとめ

難しいイメージのある梅干し作り。
やってみると時間はかかりますが、意外と簡単にできます!

手間ひまかけた分、すごく美味しくて手作りのよさを感じられます。

ぜひ皆様も挑戦してみてくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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